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ポンド/円の最後の抱きは天井は大当たり!
- 2017/05/18
- アジアタイム
★先日コメントしたが、15日に天井圏で前日のロウソク足で『包み線(抱き線)』となった。そのため、上位にこの陽線が出た場合は売り転換を強く暗示するとのコメントを投稿した。また、酒田五法でも『最後の抱きは天井』としているとのコメントしたが、その通りの展開となった。やはり酒田五法を編み出した本間宗久は凄かった。
欧米市場でトランプ大統領の政権への不信感の高まりからリスク回避の動きが強まり、円買いが強まったのだが、その前にポンド/円では『抱き線』が示現しており、下落を予兆していたことになる。
25日線(青線)が下値支持ラインとなり、一旦は下げ止まっている。天井圏での下落では『一押しは買い』という格言があるが、これは相場はダブルトップを作りにいくことから言われている。ただ、ダブルトップを作ったら早々に逃げるが良しである。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、かい離幅を拡大しながら%Kと%Dは下向きとなっていることから、下落基調が続いている。
今回も『ヒットマン通貨』の異名通り、146.14円の高値から143.64円の安値まで2.50円ほど下落した。