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ドル/円は地政学リスク懸念再浮上で上値重く!

  • 2017/05/12
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY0512

 

★欧州市場序盤では、押し目を拾いたい向きが多いなか下値は限定的となった。米長期金利が低下幅を縮めたことを支えに全般もみ合い商状となった。欧州株は小幅高安まちまち、NYダウ先物は小幅安、米長期金利はほぼ横ばいで推移しており売り買い手掛けづらい状況だった。その後利益確定売り優勢となり一時114円台割れとなったが、114円台割れでは下値を拾いたい向きも多く、その後は直ぐに114円台を回復した。ただ、ポンド/円など欧州のクロス円の下げにつれて本日安値を更新した。しかし、米4月PPI(生産者物価指数)や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことで買い戻しを誘った。『北朝鮮は今年初となる大陸弾道弾ミサイル(ICBM)発射実験を行う準備が出来ている』との報道が嫌気し、NYダウや日経先物の下げ、米長期金利の低下も重しとなりリスク回避の売りが強まった。しかし、NYダウや日経先物が急速に下げ幅を縮めたことでショートカバーが優勢になった。ただ、大きな動きではないが、114円を意識して上値が抑えられた。

 

引けにかけては横ばいとなったが、114.00円台を回復出来ずに終えたことは注目される。米国ではコミーFBI長官を解任したことが問題視され始めていることや、地政学リスクが後退していたなか北朝鮮のICBMの報道で再び地政学リスクが意識される展開となってきた。上値が重くなると、一辺倒に上昇してきただけに、利益確定売りなども入りやすく下値トライという場面には注意が必要となる。

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