日経平均株価は３日続伸となり、前日比13円61銭（0.07％）高の１万8432円20銭で取引を終了した。北朝鮮問題などの地政学的リスク、フランスの大統領選や英国の総選挙を控え、欧州の政治リスクが意識される中、騰落レシオ（東証１部、25日移動平均）が昨日時点で約71％と80％を下回り、市場では売られ過ぎとの見方が台頭した。年金資金流入観測や割安感に注目した機関投資家の買いが観測され、下支えされた。しかしながら、地政学的リスクや欧州政治リスクなどから、リスク回避で円高圧力がかかりやすい地合い継続でもある。
　ＴＯＰＩＸは反落となり、前日比0.11ﾎﾟｲﾝﾄ（0.01％）安の1471.42で取引を終了した。東証１部の売買代金は２兆3172億円と３営業日ぶりに2兆円を超え、売買高は19億5291万株だった。東証１部の値上がり銘柄数は1043、値下がりは820、変わらずは152銘柄だった。

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