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東京株式市場 アフガン空爆と故金日成主席生誕105周年が上値抑制か

  • 2017/04/14
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 米国株式市場は3日続落。S&P500種株価指数は前日比0.68%安の2328.95で取引を終了し、NYダウは138.61ドル(0.67%)安の20453.25ドルで取引を終えた。米軍が、通常兵器で最強の爆弾をアフガニスタンのIS拠点に投下したと伝わり、中東や北朝鮮の軍事的な緊張を巡る懸念が強まった。金融株は上昇して始まったものの、引けにかけて下落となった。JPモルガンとシティグループはいずれも四半期決算が予想より良かったっものの、それぞれ1.2%と0.8%の下落となった。
 NYMEXのWTI先物5月限は前日比7セント(0.13%)高い1バレル=53.18ドルで取引を終了。国際エネルギー機関(IEA)はこ月報で、供給過剰が続いた石油市場は「均衡に近づいている」と指摘し、OPEC加盟・非加盟国による協調減産が「着実に守られてきた」ことが主因との見方を示したことが好感された。
 本日の日経平均は、円高基調一服も明日の故金日成主席生誕105周年を控え上値の重い展開となりそうだ。国内では引き続き北朝鮮情勢の緊迫が続いている。繰り返されるミサイル発射実験の思惑に、米トランプ政権は強硬姿勢を強め、韓国では未だに2017年4月27日に空爆があるらしいといった噂が乱れ飛ぶなど危機感が高まっている模様だ。
 今日のモスクワで開催されるロシア・シリア・イランの3カ国外相会談に注目が集まる。
 本日の寄り付きでは4月物オプションの清算に関するSQ売買が発生する。米市場はイースターで休場で、午後の相場は膠着感が強まりそうだ。

【買い材料】

・日銀のETF買い入れによる需給下支え期待
・NY原油先物-反発 需給改善の観測が買い戻し誘う(53.18、+0.07)
・ミシガン大消費者信頼感、現況指数2000年以来の高水準
・米4月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値 98.0〔予想 96.5〕(前回発表値 96.9)
・米新規失業保険申請件数 23.4万件〔予想 24.5万件〕(前回発表値 23.4万件)
・米JPモルガン・チェース 1Q決算は市場予想を上回る17%増益 トレーディングが好調

【売り材料】

・米軍、アフガニスタンに最大級の非核爆弾投下
・米国株は3日続落、金融株の売りや地政学リスクで
・NYダウ下落(20453.25、-138.61)
・欧州株式市場-小幅安 金融・エネルギー関連が重し
・ロンドン株式市場=下落、金融やエネルギー株売られる
・NY為替-米アフガンでIS攻撃、リスク回避に
・恐怖指数VIXは16.02、前日比上昇
・CME225先物は大阪取引所比で下落(18355、-45)
・トランプ政権、政策運営に不透明感
・北朝鮮地政学リスク
・ギリシャ、債務危機再燃
・フランス大統領選挙への不透明感

【その他注目点】

・聖金曜日の祝日(グッドフライデー)でオーストラリア、NZ、香港、シンガポール、ドイツ、スイス、南アフリカ、英国、米国(外為市場のみ通常取引)、カナダなど休場
・ロシア・シリア・イランの3カ国外相会談(モスクワ)
・米財務省、為替報告書発表

・米債券市場=利回り5カ月ぶり低水準、地政学リスク・トランプ氏発言で
・NY金先物-続伸 米アフガン攻撃でリスク回避
・欧州債-続伸 地政学要因や株安でリスク回避

・米軍、アフガンの対IS作戦で最強の非核爆弾を投下 実戦で初
・米国「為替政策の監視強化を」、IMFに再び要請へ=財務省高官
・北朝鮮問題は今後対処、習氏が並々ならぬ努力へ=トランプ氏
・トランプ氏「対ロ関係良好に」、持続的な平和到来見通す
・トランプ米大統領
「中国が北朝鮮を適切に扱うことを強く確信」
「もし彼らが対応できないなら、米国および同盟国が対応」
「米露関係はうまく運んでいく」

《スケジュール》

13:30  2月鉱工業生産確報

21:30  3月米消費者物価指数
       エネルギーと食品を除くコア指数
21:30  3月米小売売上高
23:00  2月米企業在庫
16日 トルコ大統領の権限強化に向けた憲法改正めぐり国民投票

場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740

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