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ドル/円NY市場は春の嵐のような展開に!

  • 2017/04/06
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY0406

 

★欧州市場序盤では、ドル相場に目立った動意は見られず、米長期金利が伸び悩むに連れ、ドル/円は110.60円付近で推移した。米長期金利が上昇したことにドルが支えられ、欧州序盤に付けた110.56円付近からドルはジリ高となった。米長期金利が上昇幅を広げ、日経先物が続伸となるなか、111円台乗せを窺う展開となった。米長期金利が上げ渋るにつれ、ドルは小幅軟化した。3月ADP全米雇用報告で、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比26万3000人増と予想の18万5000人増を上回ったことが分かると、米長期金利の上昇とともに円売り・ドル買いが広がった。NYダウが110ドル超上昇するとドル買いが加速した。しかし、良好な米雇用指標をきっかけに一時111.43円まで値を上げたものの、3月米ISM非製造業指数が55.2と予想の57.0を下回ったことが分かると円買い・ドル売りが優勢になった。ただ、米国株が底堅く推移し、米長期金利が上昇したため下押しも限定的だった。FOMC議事録で『大方のメンバーは再投資政策の変更が今年後半に正当化されると認識』との見解が示されると円売り・ドル買いで反応した。しかし、同時に『一部メンバーが株価は非常に高いと見ている』との見解が示されると、米国株が上げ幅を急速に縮小し、米長期金利が低下に転じたことで円買い・ドル売りが加速した。

 

朝起きて東京市場クローズとほとんど変わらないレベルだったことから、ほとんど動きがなかったように見える。しかし、NY市場に入ってからドッタン・バッタンと激しい動きとなった。5分足では綺麗なダブルトップのネックラインからの下落となったことも注目される。引けにかけて下落基調となっていることから、安値引けということになる。そのため、オセアニア時間帯から110円半ばまでドルが下落している。FOMC議事録のなかで、『一部のメンバーは株価が非常に高いと見ている』との見解に大きく反応した。この見解は、一過性のものではなく今後のNY株式市場に影響しそうである。結局、NYダウは40ドル超下落して終了していることから、日本株も引き継ぐ可能性が高いく、株安によるリスク回避の円買いには注意が必要。

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