フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

株式・FX・商品情報

マーケット情報

株式・FX・商品情報

下値の底堅さからドル買い材料に反発!

  • 2017/03/31
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY0331

 

★欧州市場序盤では、ユーロ/ドルの続落に主導さえれて、ドルは主要通貨に対して前日比小幅プラス圏で底堅く推移した。アジア市場終盤に111円台を割り込む場面があったが、足もとは111円乗せで底堅かった。下値の底堅さを確認すると、本邦実需を中心に買いが強いほか、ショートカバーが進み一時111.30円台へ反発した。ただ、一巡後は売りに押される展開となった。米商務省が発表した10-12月期米国内総生産(GDP)確定値が前期比年率2.1%増となり、市場予想の2.0%増を上回ったため円売り・ドル買いの展開となった。その後、米CNBCが関係者の談話として『トランプ大統領が為替操作国へのペナルティを模索している』と報じたことで一時111.10円近辺は急反落した。しかし、NYダウが底堅く推移したほか、メスター米クリーブランド連銀総裁が『バランスシートの年内縮小開始を支持』『追加利上げは必要』と発言したことも相場を支え反発した。NYダウと原油先物が上昇幅を拡大したが、111.20-30円近辺でドルが伸び悩んだ。その後、米長期金利の上昇などを手掛かりにドル買いが加速した。米株の堅調や米長期金利の上昇を這いけにドル買いに弾みがついた。

 

昨日は一時111.00円割れとなったが、その後は111円割れることなく底堅い展開となったことから、ドル買い材料に飛びつくかたちとなった。昨日から為替市場の受け渡しが新年度入りしたことも新規投資の動きもドルを下支えしたと思われる。値動きとすれば引け高となったことから、アジア市場でもドル買いが先行しやすい。ただ、トランプ大統領が為替操作国へのペナルティを模索していると報じられており、上値を抑える報道であることは間違いない。

新規口座開設キャンペーン開催中

コンサルタント取引限定キャンペーン1

コンサルタント取引限定キャンペーン2

一覧へ戻る

各種資料請求・WEBセミナー