日経平均株価は５営業日の反発で、前日比64円55銭（0.34％）高の１万9318円58銭で取引を終了した。10日に予定される２月の米雇用統計の発表を前に様子見ムードの中、ドル円が１ﾄﾞﾙ＝114円台半ばに上昇したことを好感し、輸出関連株中心に買いが優勢となった。ＴＯＰＩＸも反発し、4.43ﾎﾟｲﾝﾄ（0.29％）高の1554.68で取引を終えた。
　東証１部の売買代金は概算で１兆8791億円、売買高は15億9502万株だった。東証１部の値上がり銘柄数は1216、値下がりは625、変わらずは163銘柄だった。東証１部33業種はゴム、精密、海運、ガラス・土石製品、非鉄金属、金属製品、証券・商品先物取引、輸送用機器など21業種が上昇し、鉱業や鉄鋼、電気・ガス、石油・石炭製品、倉庫・運輸、保険など12業種が下落となった。
　「ＷＨ原発、米が債務保証　東芝子会社、総額83億ﾄﾞﾙ」「ＷＨ、米破産法に強い弁護士と契約」「3Q決算発表を再延期する可能性ありとの」と報じられた東芝は7.2％安と大幅下落となった。

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