★豪ドル/円の日足では、トランプ相場が始まってから何度も45日線（紫線）まで低下したものの、この45日線が下値支持ラインとなってきた。

為替市場なので、下ヒゲは無視する必要があるが、ほぼ実体だけは維持している。

本日もこの45日線が下値支持ラインとなっている。ただ、5日線（赤線）の下に位置していることから、上値も重い展開となる。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、%K：37.87、%D:50.74となり、共に下向きを維持している。

45日線を下抜けすると、75日線（緑線）の85.31円や90日線（青線）の84.45円も下値支持ラインとなりやすい。

ただ、下抜けした場合は、重要なことはトランプ相場以来45日線を下回らずに上昇してきたにも関わらず、下抜けしたという現実である。このまま45日線を維持するならば問題はないが、下抜けした際は慎重にみていく必要がある。そのため、何でもかんでもナンピン買いは注意が必要で、下げ止まりを確認する必要がある。