日経平均株価は３日続落となり、前日比87円92銭（0.45％）安の１万9283円54銭で取引を終了した。週末要因やトランプ米大統領の議会演説を来週28日に控え、利益確定売りが優勢な展開だった。ムニューチン米財務長官の指摘をきっかけに財政出動の17年景気に対する押し上げ効果に懐疑的な見方が浮上し、米税制改革が遅れるのではないかとの懸念が台頭した。トランプラリーで買われた建機株などインフラ投資関連銘柄への売りが目立った。ＴＯＰＩＸは続落し、6.11ポイント（0.39％）安の1550.14で取引を終了した。
　東証１部の売買代金は２兆729億円、売買高は21億1283万株だった。東証１部の値下がり銘柄数は1144、値上がりは708、変わらずは141銘柄だった。東証１部33業種は鉄鋼、非鉄、機械、ガラス・土石製品、海運、保険、金属製品など26業種が下落し、その他製品やその他金融、食料品など７業種が上昇となった。

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