日経平均株価は続伸して、前週末比80円22銭（0.41％）高の１万9459円15銭で取引を終了した。日米首脳会談が波乱なく通過したことがリスクオンムードを台頭させた。一方では、円安・ドル高がさらに進むには材料不足との見方もあり、米金利が低下に向い円買いが優勢となると、株式市場は大引けにかけ伸び悩みをみせた。日経平均の１万9500円は昨年12月以降の高値圏で節目として意識され、売買が交錯しており、利益確定売りが出やすい水準の様だ。ＴＯＰＩＸも続伸し、7.64ﾎﾟｲﾝﾄ（0.49％）高の1554.20で取引を終了した。
　東証１部の売買代金は２兆2682億円、売買高は18億8056万株だった。東証１部の値上がり銘柄数は1444、値下がりは436、変わらずは121だった。東証１部33業種は鉱業、石油・石炭製品、非鉄、鉄鋼、海運、電機、食料品、ガラス・土石製品、卸売など27業種が上昇となり、不動産・情報・通信、証券・商品先物取引・電気・ガスなど６業種が下落となった。

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