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ドル/円は右肩下がりの円高!
- 2017/01/10
- NYタイム
★欧米市場序盤では、英国のメイ首相がテレビインタビューで、英国は断固としてEU離脱を行うとの方針を示したことを受け、ハードブレジット懸念が強まった。米長期金利が伸び悩むなか、ドルの上値が重くなった。米長期金利の低下や欧州株安を受けて、ドルは欧州市場で失速した。116.80円レベルでは押し目買いに支えられ117円台を回復したが、米長期金利の低下を受け、ドル戻り売りも根強く、117.00円台で売り買いが交錯した。ブレント原油先物が前日比1ドル超下げ、欧州主要株価指数が下落し、米長期金利の低下でドル売りが継続した。米長期金利の低下が一服したことで、ドル売りも一服。ただ、新規材料難のなか、神経質な地合いとなった。米長期金利が一服したことでひとまず下げ止まった。
欧米市場では、徐々に上値を切り下げ安値引けとなる展開となった。そのため、アジア市場でも上値の重い展開が予想される。下値模索の展開も予想されるため、注意が必要となる。