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ドル/円のクリスマス明けは静かなスタート!
- 2016/12/28
- NYタイム
★欧州市場序盤では、ロンドン休場で市場参加者が乏しいなか、ドルは主要通貨に対して全般小動きを継続したが、米長期金利がやや上昇したことで底堅さを維持した。米長期金利が上げ渋るなか、戻り売りにやや押され、117.20円近辺にドルが小幅軟化となったが、値幅は限定的に留まった。欧州株や米長期金利の上昇基調を手掛かりに押し目買いが観測された。その後ややまとまったドル買いが入り117.32-35円まで値を戻した。その後はもみ合いのなか、NYダウの持ち直しや日経先物の上昇に伴う円売り・ドル買いが出て上昇基調を維持した。米長期金利が上昇したことを背景にNY勢が買いで参入しドルは上昇した。米国株に伴う円売り・ドル買いが出て一時117.61円まで上昇した。買い一巡後はNYダウや日経先物の伸び悩みが重しとなり、徐々に上値を切り下げた。
この日発表された米国の経済指標はどれも上振れしたことでドル買い・円売りが優勢となったが、上値追いになるような展開にはならなかったことにより、上値の重さも意識されやすい。