★今年もあとラストスパート2週間となった。株の格言に『辰巳（たつみ）天井、午（うま）尻下がり、未（ひつじ）辛抱、申酉（さるとり）騒ぐ、戌（いぬ）笑い、亥（い）固まる、子（ね）は繁栄、丑（うし）はつまずき、寅（とら）千里を走り、卯（うさぎ）跳ねる』とあるが、今年の申は多いに騒いだ年となった。来年も米国ではトランプ次期大統領の政権が動きだし、欧州圏では選挙が相次ぐなど、多いに騒ぎそうなと年になりそうだ。その前に、今週はクリスマス休暇を控えて、積み上がってきたポジション整理が入りやすい一方で、買わなければならない出遅れ組みの買いも根強く、年の瀬の波乱相場となる可能性がある。特に19日から水星逆行期に入ることで、トレンドはつくらないが、上下に大きく変動しやすい時期となり、1月8日までそれが継続する。水星逆行期は不思議と『ボラ（ボラティリティ）』が大量発生しやすい。ちなみに2016年の過去の水星逆行は、1月5日～1月25日、4月28日～5月22日、8月30日～9月22日だった。

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