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ドル/円はOPEC減産合意受け114円台上抜け!

  • 2016/12/01
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY1201

 

★欧州市場序盤では、前日の流れを引き継いで、ドルは対円を中心に底堅さを維持してもみ合いとなった。NY原油先物が47ドル前半に一段高となるなか、米長期金利も再上昇となったことにつれ、ドル/円は113.00円台にドルが上値を伸ばした。その後も、NY原油が48ドル台へ一段高となるにつれ、米長期金利も再上昇となるなか、全般的にドルが堅調推移した。OPECが減産合意に近づいているとの見方から、NY原油49.12ドルまで上昇し、欧州株高となり、米長期金利上昇から円売りが優勢になった。カプラン米ダラス連銀総裁は、ドル上昇は米国の輸出企業への向かい風になる、などと発言した。一方でOPEC総会での原油減産合意などで米長期金利の上昇が加速したことで、連動してドルが押し上げられた。米11月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想を上回ったことで円売り・ドル買いが先行した。また、市場では『月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ円売り・ドル買いのフローが観測された』との指摘があった。ドル/円はストップロスを巻き込みながら急加速して上昇し、一時114.54円と3月2日以来の高値を付けたものの、米長期金利の上昇が一服した流れに沿って上げ幅を縮小した。

 

一旦高値を付けた後、114.00円前半まで下落したが、114.00円台割れなく引けにかけて緩やかに上昇したことにより底堅さが出た引けになった。ドル買いの勢いが強く、ほとんど材料視されなかったが、FRB要人から初めてドル高けん制発言が出たことは注目すべき点である。

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