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ドル/円は原油減産合意観測後退で下落!

  • 2016/11/30
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY1130

 

★欧州市場序盤では、米長期金利が持ち直したことを背景に、ドルは対円を中心に主張通貨に対して底堅く取引されたが、月末に向けた持ち高調整によるドル売り戻しにやや押され、全般もみ合い商状となった。米長期金利が再上昇となったことにつれ、ドル/円は112.43円付近に上値を伸ばし、日中高値を更新した。ドル/円は一時112.73円前後に上値を伸ばしたが、前日欧米市場でつけた戻り高値112.80円レベルに上値を抵抗されると、ドルは112円台半ばに小幅軟化となり、もみ合い商状となった。その後に発表される米経済指標の改善予想から、ドル買いが続いた。米商務省が発表した7-9月期GDP改定値が実質で前期比年率3.2%増と予想の3.0%増を上回ったため円売り・ドル買いが強まり、一時113.33円まで値を上げた。米住宅指数が予想を下回ったことでドルが伸び悩んだ。イランの発言を受けて石油輸出国機構(OPEC)総会で減産を正式決定するとの期待が大幅に後退し、リスク回避の動きが強まった。米長期金利の低下をきっかけに円買い・ドル売りが入り、一時112.33円付近まで下押しした。

 

ドル下落の主因はイランやイラクなどが生産調整に難色を示しているとの報道に、OPEC総会で減産の正式決定への期待が後退し、リスク回避の円買いが再燃。米長期金利の低下に伴うドル売りも強まった。引けにかけて弱い展開となり、アジア市場でも押す可能性がある。

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