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ドル/円はNY市場引けにかけて下落基調!
- 2016/11/29
- NYタイム
★欧州市場序盤では、アジア市場で加速したドル売りの流れは一服、全般的にもみ合い商状となったが、ドルの戻りは限定的だった。欧州株が寄り付き直後から軟調に取引され、日経先物も90円安に続落となるなか、ドル/円は111.80円台に再軟化した。株価、原油先物、及び米長期金利が下げ渋りにつれて、全般的にドルがやや持ち直し、ドル/円は112.00円台を回復した。前週末安値の112.55円が目先の戻り目処として意識されると売りに押された。全般ドル買い戻しが進んだ流れに沿って一意112.79円付近まで値を上げた。米長期金利が低下幅を縮小したことも支えとなった。ただ、米長期金利が低下すると相場の重しとなりドルは失速した。一時112.06円付近まで下げたものの、押し目を拾いたい向きは多く、下押しは限定的となった。その後は、新規材料難のなか、NY時間午後に入りジリジリと上値が重くなり下落基調となった。
午後の強さ、弱さは翌日に流れ込む傾向があるが、本日は午後に上値が重くなったことに注意!