フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

株式・FX・商品情報

マーケット情報

株式・FX・商品情報

トランプラリー継続

  • 2016/11/24
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 米国株式市場は、NYダウとS&P総合500種が高値を更新する一方で、IT関連株の下落が重しとなり、ナスダック総合指数は反落となった。ラッセル2000種指数も連日の高値更新となった。S&P500種株価指数は前日比0.1%高の2204.72と過去最高値を更新。NYダウも0.3%高の19083.18ドルで過去最高値を更新した。小型株で構成するラッセル2000指数も0.5%上昇となった。寄り前に発表された10月の米耐久財受注は予想を大きく上回る内容となった一方で、10月の新築住宅販売は2ヵ月ぶりに減少し、予想を下回る結果となった。耐久財受注統計を好感してキャタピラーやユナイテッド・テクノロジーズが堅調に推移。アメリカン・エキスプレスなど金融株も上昇となった。大手製薬のEli Lilly and Companyがアルツハイマー治療薬の治験結果が失敗と発表したことで、大幅安となった。
 NYMEXのWTI先物1月限は7セント(0.15%)安い1バレル=47.96ドルで取引を終了した。米原油在庫の減少を好感した買いが観測されたものの、ドル高進行を嫌気した売りが優勢となり小反落した。
 CME225先物の清算値は18425円と22日のOSE日中終値比235円高となった。一時は1万8450円まで上昇した。
 本日の日経平均は、上値を試す展開が想定される。一方では、今晩の米市場が感謝祭の祝日で休場となり、高寄り後は方向感が乏しい展開も想定される。トランプ次期米大統領の経済政策への期待が引き続き相場の支えとなっている模様だ。米長期金利が一時1年4カ月ぶりの水準まで上昇したことで、ドル円も1ドル=112円台まで上昇となった。国内では11月の日本の日経PMI速報値が発表され、内閣府が9月の景気動向指数改定値を発表する予定だ。生命保険各社が4~9月期決算を発表。欧州では、11月の独Ifo企業景況感指数が発表され、伊銀行3位のモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナが株主総会を開く予定となっている。

【買い材料】

・トランプ政権の「大成長路線」での恩恵期待
・日銀のETF買入れによる需給下支え
・米国株式市場-NYダウとS&P500は続伸し最高値を更新
・NYダウ上昇(19083.18、+59.31)
・米10月耐久財受注・前月比+4.8%〔予想 +1.5%〕(前回発表値 -0.3%)
・NY為替-強い米耐久財受注が利上げ観測を支援 1ドル112円40-50銭
・CME225先物は大阪取引所比で上昇(18425、+235)

【売り材料】

・TPP、トランプ氏が離脱明言
・為替急変リスク
・欧州株式市場-反落 前日に買われた資源関連の一角に売り
・ナスダックは下落(5380.68、-5.67)
・NY原油先物-小幅続落 在庫減少もOPECに不透明感(47.96、-0.07)
・米10月新築住宅販売件数56.3万件〔予想 59.3万件〕(前回発表値 59.3万件)
・恐怖指数VIXは12.43、前日比上昇
・長期化する韓国の政治混乱
・中国で地方政府の「隠れ借金」が拡大

【その他注目点】

・休場:米(米感謝祭)
・配偶者控除 上限150万円
・政府調整、薬価を毎年改定

・米債券市場-大幅反落 米耐久財受注は1年ぶり高い伸び
・欧州債-反落 欧英に需給圧迫材料
・NY金先物-大幅反落 ドル高・経済センチメント改善
・CRB指数-小幅続伸 銅、アルミニウムが上昇  金、コーヒーが下落

・イタリア国民投票の結果次第で外国為替相場に介入する用意-スイス中銀
・トランプ次期米大統領 国連大使にサウスカロライナ州のニッキー・ヘイリー知事を指名

《スケジュール》

09:00  LNG産消会議    

16:00  独・GDP改定値(7-9月)   
18:00  独・IFO景況感指数(11月)  
20:00  トルコ・中央銀行が政策金利発表    
21:30  ブ・融資残高(10月)    
  

《決算発表》

プラネット、タカショーなど

場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740

新規口座開設キャンペーン開催中

コンサルタント取引限定キャンペーン1

コンサルタント取引限定キャンペーン2

一覧へ戻る

各種資料請求・WEBセミナー