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ドル/円は109円台でもみ合い相場!
- 2016/11/17
- NYタイム
★欧州市場序盤では、時間外の米長期金利が上昇幅を広げたことにつれ、ドルが対円にい対して続騰した。ドル高基調が継続されるなかドル下押しが限定されると、米長期金利上昇につれ、109.60円前後に再上昇した。米長期金利は一時2.2954%まで上昇した。その後、欧米株の下落や米長期金利の上昇一服などを受けて、全般的に調整円高が優勢となった。米10月卸売物価指数(PPI)や10月鉱工業指数などが市場予想を下回り、米長期金利が上昇幅を縮めるにつれて売りが進行した。ただ、売り一巡後は押し目買いが入り109.30円台まで持ち直したが、NYダウが軟調推移したこともあり戻りも鈍かった。ロシアのノバク・エネルギー相が『30日のOPEC総会で合意成立の可能性高い』との見解を示し原油価格が上昇すると、カナダドル/円中心に買い戻しが強まり109.60円付近まで反発した。しかし、原油価格が再び下落したほか、米長期金利が低下に転じると売りが再開した。109.00円手前まで下値の堅さを確認するとジリ高になった。米長期金利が再び上昇したことも支えた。