日経平均株価は続伸となり、前日比30円37銭（0.18％）高の１万7374円79銭で取引を終了した。前場は一時１万7621円まで上昇したものの、後場は伸び悩みをみせた。金利上昇による収益改善期待から。金融セクターが買われ堅調に推移していたが、トランプ氏の政策には不透明感も強く、後場の東京株式市場は週末要因も重なってか利益確定売りが観測された。
　ＪＰＸ日経インデックス400は小幅続伸し、前日比31.81ﾎﾟｲﾝﾄ（0.26％）高の１万2383.44で取引を終了した。ＴＯＰＩＸも小幅続伸となり、1.93ﾎﾟｲﾝﾄ（0.14％）高の1378.28で取引を終えた。東証１部の売買代金は３兆6150億円、売買高は33億9544万株だった。東証１部の値上がり銘柄数は784、値下がり銘柄1115、変わらずは87だった。
　東証１部33業種は保険、銀行、非鉄金属、証券・商品先物取引、海運、鉄鋼、その他金融、卸売、石油・石炭製品、機械など18業種が上昇した。情報・通信や水産・農林、食料品、小売、電気・ガス、繊維、精密機器、サービスなど15業種は下落となった。
　大阪取引所は、１１月限日経平均オプションの最終決済に関わる日経平均のＳＱ（特別清算指数）値が１万７５９６円７８銭になったと発表した。

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