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株価指数先物オプションとミニ日経平均11月物の特別清算指数(SQ)算出日

  • 2016/11/11
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 米国株式市場は、ハイテク関連が売られナスダック指数が軟調に推移する中、規制緩和への期待と長期債イールドの上昇を好感して金融関連株が上昇し、NYダウは終値で過去最高値を更新した。トランプ氏は、銀行から不評の米金融規制改革法の廃止を表明している。また、市場ではトランプ氏の政策により財政支出が拡大するとの織り込みつつあり、米長期国債の利回りは約10カ月ぶりの水準に上昇した。
 NYMEXのWTI先物12月限は前日比61セント(1.35%)安い1バレル=44.66ドルで取引を終了した。市場の関心が米大統領選から国際石油市場の需給不均衡などに移り、OPECが生産調整で合意できるかどうか市場で不透明感が台頭して、4営業日ぶりに下落となった。また、前日の米市場で話題となったのが、銅先物や亜鉛先物、アルミニウム先物などの非鉄相場が急騰だ。インフラ投資期待や中国の景気回復などの要因が背景にある模様だ。市場の一部では、華僑の投機資金の資金流入観測も流れていた。
 NY為替市場ではドルが続伸となった。トランプ次期政権の政策期待からインフレ期待が強まり、ドル買いが継続された。
 本日の日経平均は17500円をクリア出来るかに注目が集まる。前日のNYダウが過去最高値を更新し、ドル円が1ドル=106円台後半まで上昇しており、投資家のリスクオンムードが一強まる公算が大きい。本日、株価指数先物オプションとミニ日経平均11月物の特別清算指数(SQ)算出を迎える。
 寄り前には日銀が10月の企業物価指数を発表し、場中に東芝や大塚HD、大成建などが決算を発表予定だ。大引け後には住友鉱やりそなHDなどの決算が予定されている。米国ではベテランズデーのため祝日となるが、株式市場は取引される。11月の米消費者態度指数の発表が予定されている。

【買い材料】

・トランプ氏の「大成長路線」での恩恵期待
・米国株式市場-ダウ最高値更新(18807.88、+218.19)金融が大幅高
・NY為替-米大統領選後のドル高続く、ポンドは逆行 1ドル106円85-95銭
・CME225先物は大阪取引所比で上昇(17495、+195)
・香港株式市場 金属資源株が大幅高、先物価格の上昇が手掛かり
・日銀のETF買入れによる需給下支え

【売り材料】

・TPP協定は事実上困難に
・ナスダックは下落(5208.80、-42.28)
・欧州株式市場-下落、ディフェンシブ銘柄に売り
・NY原油先物-売り優勢、供給過剰に変わりなし(44.66、-0.61)
・恐怖指数VIXは14.74、前日比上昇
・米ウォルト・ディズニー  4Q決算は2.7%減収 ESPNなどで広告収入減 

【その他注目点】

・オプションSQ
・米ベテランズデー
・韓国銀行(中央銀行)が政策金利発表

・トランプ氏、オバマ大統領と1時間半協議-政権移行に向け

・米債券市場-米大統領選後のドル高続く、ポンドは逆行
・欧州債-続落、インフレ期待の高まりで
・NY金先物-売り優勢、逃避買いの巻き戻しで
・CRB指数-小幅反落 銅、ニッケルが上昇 コーヒー、原油が下落

・米フィッシャーFRB副議長が講演

《スケジュール》

08:50  国内企業物価指数(10月、日本銀行) 
13:30  第3次産業活動指数(9月)  

13:00  亜・マレーシアGDP(7-9月)   
16:00  独・消費者物価指数改定値(10月)  
16:00  トルコ・経常収支(9月)    
17:30  亜・香港GDP(7-9月)    
21:00  印・鉱工業生産(9月)   
24:00  米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(11月)    

《決算発表》

大塚HD、阪和興、大成建、ヤクルト、伊予銀、国際帝石、熊谷組、前田道、五洋建、テンプHD、コカ・コーラEJ、マツモトキヨシ、大王紙、東ゼネ石、洋ゴム、住友鉱、アサヒインテック、シチズン、凸版印、りそなHD、山口FG、イオンFS、T&DHD、三井不、NTT、飯田GHD、コンコルディア、青山商、ロート、東芝など

場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740

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