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日経平均株価 今年最大の上げ幅
- 2016/11/10
- アジアタイム
日経平均株価は大幅反発し、前日比1092円88銭(6.72%)高の1万7344円42銭で取引を終了した。上げ幅は今年最大の上げ幅で、2015年9月9日(1343円43銭)以来の大きさとなった。米大統領選でのトランプ氏勝利後の金融市場の混乱が早々に収束し堅調に推移した欧米株式、米金利の上昇を背景にドル高・円安進行などが好感され、買いが優勢となった。昨日の大幅下落でのショートカバーや明日の株価指数オプションとミニ日経平均先物11月物SQ算出に絡んだ買いも観測された。明日の11月SQで1万7500円を上回っての決着となれば、今年1月のSQ(1万7420円)を上回ることとなる。
JPX日経インデックス400は反発し、前日比689.45ポイント(5.91%)高の1万2351.63で取引を終えた。TOPIXも反発し、75.19ポイント(5.78%)高の1376.35で取引を終了した。東証1部の売買代金は3兆4125億円、売買高は32億33万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1935、値下がりは48、変わらずは3銘柄だった。
東証1部33業種は全て上げて、保険、証券・商品先物取引、銀行、鉄鋼、鉱業、非鉄金属、不動産、ガラス・土石製品、機械、その他金融が上昇率上位となった。
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