日経平均株価は小幅に反落し、前日比５円83銭（0.03％）安の１万7171円38銭で取引を終了した。日経平均先物12月限も反落し、前日比30円安の１万7200円で取引を終えた。朝方は米国高を好感した買いが先行したものの、米大統領選の投開票を控え、徐々に利益確定売りが優勢となった。後場は日銀によるＥＴＦ買い入れへの期待感などから下げ渋った。
　ＪＰＸ日経インデックス400は小幅に続伸し、前日比5.79ﾎﾟｲﾝﾄ（0.05％）高の１万2218.25で終え、ＴＯＰＩＸは、0.69ﾎﾟｲﾝﾄ（0.05％）高の1363.49で取引を終了した。東証１部の売買代金は１兆7766億円、売買高は16億5971万株だった。東証１部の値下がり銘柄数は1055、値上がりは805、変わらずは127銘柄だった。
　東証１部33業種は海運や鉄鋼、非鉄、輸送用機器、保険、ゴム製品、卸売、ガラス・土石製品、精密機器、銀行など17業種が上昇。繊維や医薬品、鉱業、倉庫・運輸、陸運、食料品、情報・通信など16業種は下落。
　明日は、日本の取引時間中に米大統領選の開票が進むこととなる。クリントン氏優勢との見方が優勢で、波乱があるようだと株式市場や為替相場が乱高下する可能性がも否めない。

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