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日米長期金利差からドル/円をみると!
- 2016/11/08
- アジアタイム
★昨日朝から民主党候補のクリントン氏の私的メール問題でFBIが訴追しないとあらためて決定したことから、トランプ・リスクが大幅に後退したことで、ポジション調整の買い戻しとリスク選好の動きとなった。そたのため、日米金利差縮小から一転して拡大する動きとなり、為替市場でも円安が進みやすい環境となった。明日の米大統領選と議会選の結果待ちとなるが、再び日米金利差拡大は、円安を支援する材料となりやすい。10月27日には、1.908%まで拡大し、その勢いで28日にはドル/円は105円半ばまで進行した。昨日終了時では金利差は1.878%で終了していることから、104円台半ばで上値が重くなっているとも言える。明日の選挙結果後に日米金利差が拡大するのか、それとも再び縮小するのかが注目されることとなる。