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豪ドル/円は原油安で上値重い!

  • 2016/10/29
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

AUDJPY1029

 

一部通信社が関係者の話として報じたところによると、『石油輸出国機構(OPEC)は減産割り上げについて合意に至らなかった』ようだ。なお、OPECは11月25日に再び高官会合を開いて調整を続ける模様と伝えられている。そのため、週末NY原油先物市場は、1バレル=48.70ドルへ下落して終了した。週明けもNY原油に対して減産合意が先送りとなったことから、下落圧力がかかる可能性がある。

資源国通貨である豪ドル/円にとっては、ネガティブな要因となりやすい。日足では、200日線(紫線)が上値抵抗ラインとなり、陰線引けとなった。下値支持ラインとして、の5日線(赤線)79.66円10日線(黄線)の79.52円となっている。このラインを確り下抜けしてくると、25日線(青線)の78.66円が一旦の下値目安となる。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、一旦戻りを示したものの、わずかに%Kと%Dがデットクロスし始めている。また、価格は上昇しているも、ストキャスが上値切り下げてきている。MACD(パラメータ:12、26、9)はゼロラインの除法でMACDとシグナルのかい離がほとんどなくなってきた。

 

原油価格が下落基調となると、豪ドル買い要因が剥落することから、来週は売り目線で見ていきたい。ただし、週明けから産油国関係者からの発言が出やすくなることも確かで、上下に振れやすくなることには注意が必要となる。

 

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