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豪ドル/円は200日線を相当意識強い!
- 2016/10/28
- 欧州タイム
★豪ドル/円の日足では、上値に位置する200日線(紫線)を相当意識した動きとなっている。一方で、下からは5日線(赤線)や10日線(黄線)が下値支持ラインとなりながら、上向きで上昇してきている。そのため、ロウソク足は日々小さくなってきており、上下に大きな圧力が掛かっている状況となっている。
そのため、近日中に上抜けするのか、下抜けするのか結論が出そうな様相となっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:82.11%D:82.16と高値圏で推移しているが、まだデットクロスとはなっていない。一方、MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方で、MACDとシグナルが平行して推移しており、一旦トレンドが消えたような状況となっている。
今後の注目点では、下から押し上げ、上から押し下げるような動きとなっており、反発への圧力が溜まってきている。そのため、反発した際はどちらかに大きく動く可能性が高まっている。大きな動きになるならば、両建てで上抜け・下抜け戦略も立てられる。また、動いた方に素直について行く戦略もある。このところ、米利上げへの思惑売買からアジア市場よりも米国時間帯での動きが大きくなりやすいことから、逆指値戦略も有効となる。どちらにしても、大きな節目に差し掛かっているので、豪ドル/円には注目が必要だ。