★ユーロ/円の一目均衡表の日足では、上値を基準線（青線）、雲の下限、先行スパン2が上値をがっちり抑えている。これだけの上値抵抗ラインが抑えているので、上値を重くしている。また、転換線が下向きを維持していることも上昇に弾みがつかない状況となっている。ただ、遅行線がロウソク足を上抜けしてきたので、上昇基調となりつつあるがこちらも雲の下限が上値抵抗ラインとなりやすい。

一方、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、売られ過ぎ域から％Kと％Dが上向きを維持していることから、上昇基調となっている。MACD(パラメータ：12、26、9）は、ゼロラインを挟んでの動きとなっていることから、もみ合い相場を示現している。

今後の注目点では、やはり上値の抵抗ラインを上抜け出来るかということになる。ただ、相当上値が重いので、一転して下落基調となる可能性もあるので、注意が必要だ。