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ドル/円は節目維持から上昇か!
- 2016/10/25
- ホットニュース
★24日終了時でCMEの米FF金利の先物市場から12月の米FRBの利上げ確率が74.2%まで上昇してきた。上げ幅は0.25%が67.5%、0.50%が6.7%となっている。米FRBの12月利上げが織り込まれていることから、ドルの下値も底堅い展開となっている。
テクニカル的には、25日線(青線)が102.694円、75日線(緑線)が102.672円と微妙ながらもゴールデンクロスし始めてきた。また、高値を付けた9月2日の104.32円を上抜けしてきたことで、上値切り上げとなってきた。またこのラインはダブルボトムネックライとなっている。この104.32円を維持出来るようなら、次の上値追いとなりやすい。また、10月6日以降もみ合い相場が継続していたことから、ここからの上抜けは売り方からの手仕舞い買いも入りやすくなりことから、104円台半ばからは円安が加速する可能性もある。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、高値圏で推移しており、一気に上値追いという動きにはつながり難い状況となっている。
今後の注目点では、12月の利上げは織り込んだものの、来年以降の利上げ角度を見極める状況となりやすい。今後も米FRBが利上げが継続される展開となると市場が織り込んでいくならば、ドル高進行が進む可能性が高まる。上げ下げを繰り返しながらも、下値を切り上げる展開となるかが注目されるところだ。