日経平均株価は反落し、前週末比21円39銭（0.12％）安の１万7425円02銭で取引を終了した。前週末に米大統領選の民主党候補クリントン氏の私用メール問題を巡って米ＦＢＩが捜査を再開したと伝わったことで円高基調となり、利益確定売りが誘発させられた。また原油市場の下落も重荷となった模様だ。下げ幅は一時１００円を超えたものの、先高期待は根強く、下値は限定的だった。
　ＪＰＸ日経インデックス400は小幅に続伸して、前週末比8.88ポイント（0.07％）高い１万2487.46で取引を終了した。ＴＯＰＩＸも小幅に続伸し、0.61ポイント（0.04％）高の1393.02で取引を終えた。東証１部の売買代金は２兆3298億円、売買高は22億4263万株だった。東証１部の値下がり銘柄数は981と、値上がりは866、変わらずは138銘柄だった。
　証１部33業種はゴム製品、鉱業、医薬品、ガラス・土石製品、倉庫・運輸、小売、陸運、石油・石炭製品など19業種が下落。海運や金属製品、保険、空運、電機、証券・商品先物取引、輸送用機器、銀行など14業種は上昇。

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