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米中貿易戦争なのに当事国より悪い日経225!
- 2019/08/23
- ホットニュース
★NYダウ(赤線)、日経平均株価指数(黒線)、上海総合株価指数(青線)、独DAX指数(紫線)を今年の年初1月2日を100として比較してみた。
米中貿易戦争で両国間で制裁合戦となっているものの、上海総合株価指数は116.96、NYダウは112.45と10%以上上回っている。また、米中貿易戦争で景気減速感が鮮明になっているドイツのDAX指数でさえ111.03となっている。日経平均株価指数にいたっては103.35と辛うじて年初からプラス圏にある。
要するに日経平均株価に関しては。米中貿易戦争を嫌気しての出遅れだけではないことが推測される。
各国は金融緩和に関してバッファーを持っているが、日銀に関しては緩和余地がほとんどなく他国の金融政策余地に対して見劣りすること。また、10月からの消費増税による先行きの景気停滞感が嫌気されているように思われる。