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日経225は3万円を維持出来るか?

  • 2021/09/27
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★日経225の日足では、先週末は窓を開けて上昇する展開になったものの、上値を10日SMA(黄線)の30,257.05円がレジスタンスとして意識された一方で、5日SMA(赤線)の30,110.26円がサポートとして意識され下支えされた。

先週末の大証の日経225先物12月限では、110円安の30,040円で終了しており、心理的節目となる3万円を維持して終了した。

9月21日との窓埋めは30,051.00円で3万円を維持することになる。また、9月22日の高値29,868.10円も意識される。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、高水準から%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きになっていることで、下押しバイアスが強いことを示している。

週末でも報道されているように、引き続き中国恒大集団のヘッドラインが注目される。中国政府の出方に焦点が集まっているが、政府が直接支援を提供する可能性は低く、恒大が経営破綻を回避するのは極めて厳しい状況である。10月1日の国慶節前に政府が恒大問題で何らかの決断を下すとの報道もある。また、米国では米財務省はデフォルトを回避するための特例措置が10月中に尽きる可能性を警告しており、債務上限の凍結が急務となっている。しかしながら、共和党は現状、上院で債務上限凍結の法案を阻止する方針を表面している。現在米中でリスク回避材料があることから、日本株も上値追いするには厳しい状況である。ただ、米中問題に先行き解決に見通しがたつ動向になれば、新型コロナワクチンの普及や緊急宣言解除への進展から日本株が買われやすくなる。

21年9月の中間決算の権利付き最終日が9月28日となるため、それまでは下値では配当取りでの買いも入りやすい。一方で、9月29日権利落ち日は下落しやすい展開になる。

 

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