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日経225の高値をエンベロープで探る!
- 2020/01/17
- 欧州タイム
★エンベロープは、N期間の単純移動平均線から上下に一定に乖離させた線のことで、価格がN期間の移動平均線から、どの程度離れたかを見るためのものである。
日経225では、25日SMA(茶線)に対してかい離幅がプラス5%になると下落調整しやすいと言われている。19年の9月でも+5%近辺まで上昇した後に下落調整となった。また、19年11月も同様に+5%近辺まで上昇した後に調整下落となった。
現在は25日SMAに対して+3%にも到達していない。そのため、+3%なら2万4459円、+5%なら2万4934円が目標値になる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)でも、%DとSlow%Dはやや過熱感が出ているものの、両線とも上向きとなっており強い上向きバイアスを維持している。
そのため、今後も上昇基調が継続する可能性があるが、+5%まで上昇した場合には調整的な下落基調になりやすいので注意が必要である。