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日経225の日足では下値節目を意識した動き!
- 2018/12/06
- 欧州タイム
★日経225の日足では、10月26日安値と11月21日安値を結んだトレンドラインを一旦下抜けしたものの、引けにかけて買い戻されトレンドラインを上抜けて終了した。また、11月21日安値となる21,507円を下抜けすると、下値切り下げとなり下落基調となることから意識される展開となった。
ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%Kが%Dを下抜け両線ともかい離幅を広げつつ下向きとなっていることから、下押し圧力が強いことを示している。
本日のところは下値目処を下回らずに終了したが、落ちるナイフが地面に刺さったとの動きには時期尚早の段階である。そのため、今晩の欧米市場の動きが重要ポイントとなる。
米国株価が下落している一方で、米長期金利も低下していることから、イールドスプレッドも拡大(米国債が割高で米国株価が割安)傾向を強めている。そのため、欧米株相場が一旦落ち着くと日本株にも買い戻しの動きが入りやすく、戻り基調が確認できる。