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日経平均3日ぶりの反発 円高一服感からショートカバーを誘発
- 2017/01/18
- アジアタイム
日経平均株価は3営業日ぶりの反発となり、前日比80円84銭(0.43%)高の1万8894円37銭で取引を終了した。為替市場で円高進行が一服すると株価指数先物にショートカバーなどが観測され、日経平均現物株への裁定買いを誘発させた。鉄鋼や海運株など景気敏感セクターには見直し買いが観測され、原油市況の上昇で石油、鉱業など資源株も堅調に推移した。後場には日銀のETF買いも観測された。また、スイスのダボスで開催中の世界経済フォーラム年次総会に習近平国家主席が参加している間は、中国当局が相場安定を図るとの観測が中国株式市場で広がったことも、外部要因としてポジティブに捉えられた。
TOPIXも3営業日ぶりに反発し、4.76ポイント(0.32%)高の1513.86で取引を終えた。東証1部の売買代金は2兆2282億円、売買高は18億1826万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は929、値下がりは928、変わらずは145だった。
東証1部33業種は鉄鋼のほか、海運、石油・石炭製品、鉱業、証券・商品先物取引、不動産、非鉄金属など25業種が上昇し、ゴム製品や医薬品、サービス、食料品など8業種が下落となった。
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