日経平均株価は反発し、前日比17円38銭（0.10％）高の１万7442円40銭で取引を終了した。日米金融政策決定会合を控え様子見ムードの中、中国の10月の財新製造業ＰＭＩが市場予想を上回ったことや10月製造業ＰＭＩが約２年ぶり高水準になったこと、円安基調継続、日銀のETF買い観測などで下支えされた。また、日銀は金融政策決定会合で、長短金利操作付き量的・質的緩和の枠組みによる金融調節方針の維持を決定した。従来2017年度中としていた２％の物価目標の達成時期は、18年度ごろに先送りにした。
　ＪＰＸ日経インデックス400は小幅に反落し、前日比0.86ﾎﾟｲﾝﾄ（0.01％）安の１万2486.60で取引を終了した。ＴＯＰＩＸは３日続伸し、0.17ﾎﾟｲﾝﾄ（0.01％）高の1393.19で取引を終えた。東証１部の売買代金は２兆1094億円、売買高は19億602万株だった。東証１部の値上がり銘柄数は916、値下がりは911、変わらずは158銘柄だった。東証１部33業種は電気・ガス、空運、不動産、保険、金属製品、精密機器、食料品、建設、小売など19業種が上昇。海運や石油・石炭製品、鉱業、電機、化学、繊維、鉄鋼、医薬品など14業種は下落。

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