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日経平均、反落か 円高や中国株の下落を懸念
- 2017/11/24
- アジアタイム
23日の米国市場は、「感謝祭」の休日のため休場。23日のロンドン為替市場で円は続伸。22日に公表された米FOMCの議事録で、来年の米利上げペースについて不透明感が広がり、ドルが主要通貨に対して売られる展開だった。前日のOSE225先物12月限ナイトセッションは、前日の日中取引の終値比140円安の2万2440円だった。本日の日経平均売りが先行して始まりそうだ。円高基調から、ナイトセッションの水準が意識される展開か。前日、金利上昇を警戒して上海株が大幅安したのも懸念される。ただ、売り一巡後はもみ合いとなりそう。
【買い材料】
・米原油先物2年ぶり高値、主要パイプラインの供給停止で 米祝日で薄商い
・アベノミクス再起動
・日銀、大規模緩和を維持
・日銀のETF買い入れによる需給下支え期待
・政策関連株堅調
・好業績やテーマ株など物色意欲強い
【売り材料】
・上海総合指数は下げ幅拡大1.98%安、ハンセンもマイナスへ
・ロンドン外為23日 円は対ドルで続伸、ユーロは続伸
・ロンドン株式市場、小幅に下落 ガスのセントリカが急落
・米税制改革への先行き不透明感
・ドイツ混迷による政治リスク
・欧州政情不安
・サウジの政策の先行きに対する不透明感
・北朝鮮地政学リスク
【その他注目点】
・米株式市場は「ブラックフライデー」のため短縮取引
・欧州株式市場まちまち 経済指標が強く下げ幅縮める
・欧州債小動き 上昇 日米休場で方向感がなく薄商い
・南ア準備銀行、政策金利を6.75%に据え置き
・ECB、無期限型の資産購入策の維持めぐり意見分かれる=議事要旨
・ユーロ圏首脳会議来月開催へ、ドイツ連立協議決裂でも=EU大統領
・仮想通貨、現時点で通貨というより投資の対象=スイス中銀総裁
・日本、英国とミサイル共同開発 防衛装備政策に転機
《スケジュール》
08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
10:10 国債買い入れオペ(残存期間10年超)(日本銀行)
14:00 9月景気動向指数改定値
06:45 10月NZ貿易収支
17:15 7-9月期スイス鉱工業生産指数
18:00 11月独Ifo企業景況感指数
21:30 コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁、講演
25日03:15 クーレECB理事、講演
感謝祭翌日で米債券・株式・商品市場は短縮取引
☆場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740