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ポジション調整のドル売りが継続!

  • 2017/02/17
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY0217

 

★欧州市場序盤では、ドルは主要通貨に対してもみ合い商状となったが、前日のNY序盤にドルが急反落に転じた流れが持続した。欧州参入後、全般ドル売りが再開され日中安値を更新した。また、欧州株の全面安、NYダウ先物下落や米長期金利の低下が嫌気され、円買いが優勢となった。その後は、フィッシャーFRB副議長の発言を控え、ドルは軟調地合いを維持してもみ合い推移となった。 米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数は23万9000件と予想の24万5000件程度より強い結果となったほか、2月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数はプラス43.3と予想のプラス18.0を上回った。また、米商務省が発表した1月の米住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算124万6000件と予想の122万6000件程度を上回り、1月米建設許可件数は128万5000件と予想の123万件程度を上回った。米経済指標が軒並み良好な内容となったことでショートカバーが先行し、一時113.84円まで上げた。しかし、米長期金利が急低下したこと、NYダウや日経先物が下落したことを受けて全般ドル売りが優勢となった。一時113.08円まで下落したものの、米長期金利の低下や日経先物の下落が一服すると次第に買い戻された。ただ、新規材料難のなか、NY時間午後に入り値動きが細った。

 

前日NY市場でのドル上値トライ失敗のダメージからドルの戻りは限定された。市場では、前日のNY序盤のドル反落に関して、米国債償還・利払いに絡んだドル売りの影響や、米株式相場の大幅上昇によって増大したドル資産に対するポートフォリオ調整の為のドル売り等の観測が取り沙汰された。10日移動平均線や一目均衡表の転換線などが下値目処として意識された。

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