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ドル/円の長期トレンドを見るならこのチャート!
- 2018/05/17
- 欧州タイム
★ドル/円の長期トレンドで分かりやすいのが17カ月線(赤線)と34カ月線(青線)の組み合わせである。ゴールデンクロスやデッドクロスすると長期間トレンドに従った値動きとなる。ただ、2017年1月にデッドクロスした後、2月から17カ月線と34カ月線が抵抗ラインとなり、鳥かごの中にいるような値動きとなった。管理相場色の強い値動きとなったが2018年1月に下抜けした。
3月がボトムとなり円安傾向となっているが、上値では17カ月線の110.90円や34カ月線111.77円がレジスタンスとして意識される。
17カ月線が下向きとなっていることから、34カ月線とゴールデンクロスするには相当の時間を要することになる。そのため、現状では戻りがあっても短期間で押し戻される可能性もあるので注意が必要となる。
一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kと%Dがかい離幅を拡大して上昇基調となっていることから、戻りを試す動きとなっている。
結論的には、戻り場面ではあるものの17カ月や34カ月線が下向きとなっているため、戻り売り目線となる。