マーケット情報
株式・FX・商品情報
ドル/円は21日線挟み横ばい!
- 2017/12/19
- 欧州タイム
★ドル/円の日足では、一目均衡表の上限が上値抵抗ラインとなり、下落基調となった。しかし、21日単純移動平均線(紫線)の112.34円が下値支持ラインとなり下げ止まる展開が続いている。
ボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1、±2、±3)も横ばいとなっている。ボリンジャーバンドのバンド幅の伸縮を示現するボリンジャー%B(パラメータ:21、3、5)も横ばいとなっていることから、バンド幅が横ばいで推移していることになる。
ロウソク足も小さくなっており、値幅が小さくなっていることを示すなど、仕掛け難い展開となっている。
水星逆行が23日に終了し順行に戻るが、アノマリーでは水星逆行3日前後はドル安になりやすいというものがある。アノマリーなので、説明は付かないが、今年3回あった水星逆行では円高が継続したり、3日後ではないが円高傾向が強まるなど、アノマリー通りの展開となっている。
クリスマス・年末休暇で市場参加者が少なく、突然ボラテッィリティが高まる可能性もあるので、警戒する必要はありそうだ。また、12月12日付シカゴIMM投機筋の対米ドル持ち高でも円売りポジションが▲114,122枚となっており、依然高水準を保っている。そのため、年末絡みのポジション調整があると、大きく動く可能性もあるので注意が必要となる。