★欧米市場序盤では、週末の日米首脳会談を受けた円売りは一巡し、ドル/円は113円台半ば付近で推移した。米長期金利の上昇が一服するなか、利食い売りが続き、欧州勢の参入に伴い全般ドル安も進み113.45円付近まで値を下げた。その後、米長期金利が再上昇となるに連れ、113.80円付近にドルが持ち直した。主要な経済指標の発表はないが、米長期金利が再上昇したことで、全般ややドル高が優勢となった。米長期金利の上昇やＮＹダウの連日での過去最高値更新などを支えに114.05円近辺まで上昇した。ただ、アジア市場で付けた日通し高値の114.16円が目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。米長期金利が上昇幅を縮めたことなどをながめ円買い・ドル売りが小幅ながら入った。

欧米市場では、主要経済指標もなく特別が材料がないなか、米高株や米長期金利の動向に振れる展開となった。ただ、114円台の上値の重さが意識された。