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ドル/円は米利上げでも109円半ば止まり!

  • 2017/06/15
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY0615

 

★欧州市場序盤では、、欧州株式市場が堅調に取引を開始したことを受け、リスク選好回復による円売り圧力が継続した。欧州株高を受け、クロス円が堅調に取引されていることに支えられて、ドル/円は110.30円前後にドルが小幅続伸した。低調な米経済指標を受けた売りの流れが続いた。米長期金利が一時2.1030%と昨年11月10日以来の水準まで低下幅を拡大したほか、日経先物が下落したことも嫌気された。売り一巡後はやや下値を切り上げた。急ピッチで下落した反動やFOMC結果公表を前にポジション調整の買い戻しが入った。米FOMCは市場予想通り0.25%の利上げを決定。年内さらに1回、2018年中にも3回の利上げを見込む政策シナリオを維持した。量的金融緩和で膨らんだ保有資産の圧縮にも『年内に着手する予定』と正式に表明した。米長期金利が急速に低下幅を縮めると、ドル買い戻しが優勢となり一時109.70円付近まで値を上げた。また、イエレン米FRB議長は定例記者会見で『今後数年にわたって段階的な利上げが妥当』『今年からバランスシートの縮小に着手すると予想』などと述べた。

 

バランスシート縮小に言及したにもかかわらず、110円台回復出来ず109円半ば近辺で終了した。米経済指標が低迷するなか、利上げ継続方針に市場では米国の先行き景気減速懸念が残り、ドルを買い進むには至らなかった。円高に振れたことで、日本株にとっては上値の重い展開となりそうだ。109円台半ばから上抜けするのか、下抜けするのかが注目される。本日は『ゴトー日』のため、仲値決めまでは底堅く推移するも、仲値決定後の値動きに注意が必要となる。

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