★ドル/円のボリンジャーバンド（パラメータ：21、±1、±2、±3）の日足では、±3σのバンド幅が広がるエクスパンションとなっている。ボリンジャーバンド幅の伸縮を示現するボリンジャー％B（パラメータ：21、3、5）は、ボリンジャー％B とシグナルを上抜け上向きとなっていることから、急速にバンド幅が広がったことを示している。

21日移動平均線（黒線）が上値抵抗ラインとなり、前日ロウソク足の上値・下値を切り下げる下落基調となっている。

今回のエクスパンションはかなり急激な動きとなっている。そのため、ドルの下落の勢いが強いことを示しているので、値ごろ感からのドル買いは注意が必要となる。

まずは、プラス3σが横ばいから内側に入ってくるまでは下落基調が強い。そのため、戻り売り目線となる。円ショートのポジションが1月16日付け▲11万9350枚と高水準にあることから、ポジション解消が終了するような動きが出てくるまでは下落基調が続きやすい。