★ドル/円の一目均衡表の日足では、雲の下限の106.48円や転換線5日の106.43円が上値抵抗ラインとなっている。このまま雲の下限が上値抵抗ラインとなると、7月29日の雲の下限は104.06円まで下落することになる。一方で、現状の水準を維持することができれば、29日には雲の上限上抜けすることとなる。28-29日に日銀金融政策決定会合が開催されることから、その結果次第で雲を挟んだ動きとなりそうだ。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）では買われ過ぎ域から下落基調となっている。ただ、日米金融政策会合を控えて一方的な動きにもなり難い。下方から転換線9日（105.69円）が上向きに上昇していることから、下値支持ラインとなる可能性もある。

本日は何度も雲の下限上抜けトライし、仲値決済にかけて、ドルなどの外貨買いと円売りが優勢となり、雲の下限を上抜けし始めている。