★ドル/円は、押しても直ぐに戻る展開となっている。これは一目均衡表の転換線9日（赤線）の113.07円が下値支持ラインとなっている。ただ、上値は徐々に重くなってきている。転換線を下抜けした場合は、三尊天井のネックライン11月28日の安値111.32円が強く意識される。そのネックラインも下抜けしてしまうと、やや大きめの調整となりやすく、基準線（青線）の107.985円が意識されやすい。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、高値圏で長く滞留していたが、％Kと％Dがデットクロスしつつ緩やかに低下し始めている。また、MACD(パラメータ：12、26、9）も、わずかにデットクロスし始めていることには注意が必要だ。

米国株式市場はトランプ相場が継続しているが、米長期金利、ドルインデックスう指数、為替相場ではトランプ相場の勢いは一旦鈍化してきている。米国株式も一旦調整局面となると、リスク回避の動きになりやすいので注意が必要だ。