★ドル/円の中期トレンドを見ていくうえで、指標となるのは週足となる。明日の米大統領の開票でどのような結果となるかは分からない。そのため、下値抵抗ラインから見ていくと、下値支持ラインでは13週線（赤線）の102.79円、26週線（青線）の103.67円となっている。一方上値抵抗ラインでは200週線（紫線）の108.34円、52週線（緑線）の109.46円となっている。

13週線が下向きからわずかであるが上向きになってきている。そのため、このまま上昇が続けば13週線と26週線がゴールデンクロスする可能性が高まる。また、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）も、％K：71.17、%D:64.65で上向きを維持していることから現在は上昇基調を維持している。

テクニカル的には、上昇基調を維持しているが大統領選と議会選次第では、短期的に反転する可能性は残る。しかし、中期トレンドでゆっくりトレンドを作っていることから、明日以降も買い目線で見ていきたい。気になることでは、200日週線が上値目処となっていることから、上昇しても108.34円近辺での動きには注意が必要である。