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トルコリラ/円の日足では雲のネジレの変化日!

  • 2020/07/14
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★トルコリラ/円の一目均衡表日足では、本日が雲のネジレとなっていることで、トレンドの反転や加速など相場の節目になりやすい。そのため、欧米市場での値動きには注意が必要となる。

もっとも、トルコ景気の先行き不安は依然としてある。また、中銀の外貨準備高不足、インフレ上昇による実質金利マイナス幅の拡大、高止まりする経常赤字など、通貨リラを積極的に買える状況ではない。そのため、雲の重さを確認するにとどまれば、下値への警戒感がこれまで以上に高まる。一方で、 昨日開催された欧州連合(EU)外相理事会では、トルコが議題の1つに上がり、東地中海のガス田掘削作業や世界遺産の旧大聖堂『アヤソフィア』のモスク化について批判の声が高まった。しかし、対トルコ追加制裁について具体的な進展は無かったとされたことで、目先のトルコリラの支援材料となる。

相場の方向性を示す基準線(青線)は下向きとなったことで、相場は下押しバイアスがかかっていることになる。

ただし、下値では横ばいとなっている52期間の高低の中心値である先行スパン2の当日線(黒線)の14.445円や横ばいの転換線(赤線)の15.345円がサポートランとして意識される。

ストキャスティクスス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、高水準で横ばいとなっており、トレンドレスの状態となっている。

雲のネジレにより相場の節目となりやすいため、もみ合い相場からトレンドが発生する可能性もある。トルコリラの買い材料が乏しいことから、雲の下限がレジスタンスとして意識される。一旦下落基調となれば、トレンドを発生して下落する可能性がある。上値は移動平均線で見ると、10日SMAの15.643円、25日SMAの15.652円、75日SMAの15.662円が上値を抑えており、かなり強固なレジスタンスとなっている。

相場の節目にあることから欧米市場で動き出す可能性がある。

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