皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。
おそらく数えたことが無いと思いますが、日本の国民の祝日って何日あるかご存じですか。
正解は原則「16日」です。
原則としているのは、国民の祝日が日曜日だった場合、「振替休日」が設けられるからです。例えば2023年であれば、1月1日(元日)が日曜日だったために1月2日が振替休日になりました。
ちなみ振替休日の日数は、年によって違います。2023年は、「1日」しかありませんが2024年は「5日」もあります。したがって、2023年の国民の祝日・休日は17日ですが、2024年の国民の祝日・休日は21日もあります。
一見すると2024年は、振替休日が5日もあるので休みがたくさんあるように思えてしまいますが、振替休日は祝日が日曜日と重なった時に設けられるものなので、休日の数が増えることはありません。
祝日の日数に変化があるのは、祝日が土曜日だった時です。最近では、2月11日の「建国記念の日」が土曜日でした。振替休日は、祝日が日曜日だった時に適用されるもので土曜日だった時に適用ことはありません。そのため、土曜日が祝日だった時には、平日休みが1日減ってしまうことになります。
2023年、祝日が土曜日だった日を数えてみると、「3日」ありました。国民の祝日は16日ですので、16日から3日引いた13日が2023年の平日が祝日になる日数です。
他の年ではどうなっているのか。土曜日が祝日になる日数をカウントしてみました。
国民の祝日が土曜日と重なる件数
日数 | |
2018年 | 3 |
2019年 | 1 |
2020年 | 0 |
2021年 | 1 |
2022年 | 1 |
2023年 | 3 |
2024年 | 2 |
2025年 | 1 |
2026年 | 0 |
2027年 | 0 |
2028年 | 2 |
1年間で3日も土曜日と重複するのは、例年と比べて多いことが分かりますね。2023年の祝日は例年よりも希少価値が高いと言えるでしょう。
ちなみに、大阪取引所・東京商品取引所では、2022年から祝日取引をスタートしています。
日本の祝日でも日経225先物・金先物・原油先物などのデリバティブ商品が取引できるようになりました。
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・「国民の祝日」について-内閣府