皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。
ついにゴールデンウィークがスタートしました。今年は4月29日の昭和の日が土曜日だったため、1日(月)、2日(火)は仕事、3日(水)7日(日)まで5連休という方が多いのではないでしょうか。
新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年以降の3年間、GW中の活動を自粛していたという方も多かったと思いますが、今年は去年までと雰囲気が一転し、レジャーや旅行を予定している方が多いのではないでしょうか。
待ちに待ったお休みなので、相場のことは忘れて休暇を楽しみたいところですが、連休期間中には、投資家の皆さんが無視できないイベントが控えています。
5月4日(木) 03:00 米 FRB政策金利
5月4日(木) 21:15 EU ECB政策金利
5月5日(金) 21:30 米 雇用統計
市場予想ではFRB政策金利、ECB政策金利ともに0.25ポイントの利上げが実施されるとみられており、米農業部門雇用者数は17.7万人増とみられています。
気を付けなければならないのが結果と予想が違った時です。例えば今回の利上げが見送られたり、雇用者数の増加が予想と大きく違った時にはサプライズとなり、一方向への大量注文が発注されて、価格が大きく変動する可能性があります。
日本のGW期間中は、日本の金融機関もお休みなので、いつもより流動性が減少しています。そんなタイミングで大量の注文が発注されればフラッシュ・クラッシュを誘発させるかもしれません。
※過去のフラッシュ・クラッシュについては「フラッシュ・クラッシュとくりっく365市場」をご覧ください。
連休中の相場対応が難しい方は、想定外の損失を被らないよう過度なポジションメイクを控えた方が良いかもしれませんね。
皆さんのGWが楽しい連休になりますように。
このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。