皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

グーグルがファーウェイ向けサポートを停止するとの発表がありました。
先週15日、ファーウェイは輸出許可を取得しない限り、対象商品を受け取ることが禁止されているエンティティリストに登録されましたが、今回はGoogleのサポートが受けられなくなるとの報道がありました。

どうやら、すでに販売されている端末についてはGoogle Playが提供されますが、今後出る端末についてはAndroidこそ利用できるものの、Google Playはプリインストールされなくなってしまうそうです。
Google playがプリインストールされていないということは、GmailやYouTube、Googleマップといったアプリが利用できなくなってしまうということなので最終的に困るのは端末を利用しているユーザだと言えます。

ファーウェイは高性能な端末をリーズナブルな金額で提供しており、2019年1-3月期のスマートフォン出荷台数は韓国のサムスンに次いで世界第2位でした。

バックナンバーより
ファーウェイとアップルのシェア
・https://www.fujitomi.co.jp/?p=34581

1-3月期だけで5910万台も販売していましたが、今後販売される端末でGoogle Playが利用できなくなるということは、販売される端末ではGoogle以外のアプリストアがインストールされることになります。

実は中国国内ではGoogleの各サービスが中国政府によってブロックされているため、中国国内で販売されている端末にはGoogleの主要アプリであるGmailやGoogleマップはインストールされていないそうです。

そのため、中国国内で販売されているAndroidを快適に利用するためには、Google社以外のサービスに依存するか、どこかでGoogle社のサービスを手に入れる必要があります。

ファーウェイがGoogleのアプリが利用できなくなった以上、ファーウェイは独自のストアでのサービス提供を余儀なくされる訳ですが、これはすでに中国国内で実施されていることでしょうから、そのノウハウを中国以外の国で展開するだけなのでハードルはそれほど高くないのかもしれません。もしかすると今回の一件で、ファーウェイの覇権が益々強まる可能性もありそうです。

ファーウェイは今後どのような選択を取るのでしょうね。

ちなみファーウェイは本日5月21日13時よりamazonにて新製品発表会をおこなうそうです。新製品以外の事にも触れるのか楽しみですね。

ファーウェイ新製品発表会-amazon
https://www.amazon.co.jp/adlp/huaweilive?&_encoding=UTF8&tag=httpblogl0e99-22&linkCode=ur2&linkId=5efd1cc4fdedc96a2ebbec509c6c98af&camp=247&creative=1211

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参考文献：
・米グーグル、ファーウェイとの一部ビジネス停止＝関係筋-ロイター
https://jp.reuters.com/article/huawei-tech-alphabet-idJPKCN1SP0ST