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FRB政策金利は、現行据え置き

2017年07月27日

皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

大方の予想通りFRB政策金利は、現行据え置きの1.00%から1.25%でした。

声明の中で、インフレ率は短期的には引き続き2%をやや下回るが中期的には目標である2%付近で安定するとの予想を示しました。

また、経済状況はFF金利の緩やかな引き上げを正当化する形で進むことを予測するそうです。

短期的には2%をやや下回り緩やかな引き上げと言っている以上、近々に利上げはなさそうですよね。
市場の反応もそのような反応になっています。

それでは、それぞれの動きを見てみましょう。


米ドル円(くりっく365)-60分足

WL0975

※チャートは『e-profitFX with株365』から

7月12日の高値からスタートした下降トレンドを上抜けたのが7月25日夕方でした。新たな上昇トレンドを形成する雰囲気もありましたが、FRB政策金利が発表されたタイミングで一気に円高に流れが変わってしまいました。
米ドル円との相関性が高いと言われている米国10年債利回りをみると利回りが低下し始めたのは2時台でしたので、この米国10年債を先行指標と捉えていた投資家さんは、先手を打つことができたようです。
120時間移動平均線も割り込んでしまいましたのでこのまま円高の流れが続く可能性が高そうですが、トレンドラインでは、7月22日の安値を起点とした上昇ラインのライン上をキープしています。このままこのラインを維持できるかどうか。数時間先には答えがでそうですが、この先の流れを決める重要な局面だと言えます。

 
 

日経225(くりっく株365)-60分足

WL0976

※チャートは『e-profitFX with株365』から

FRB政策金利発表以降60円ほどの値下がりを見せましたが60分足で見てもその変動幅はそれ程大きなものには見えません。今日も昨日の延長線上で横ばいレンジ相場の中での展開が続いています。このまま月末を迎えてしまうのでしょうか。

 
 

東京金 6月限-60分足

WL0977

※チャートは『FITS-取引画面』から

利上げが無い事が後押し材料となるのが金相場です。実物資産である金は債券や株式とは違い、金利や配当を生むことはありません。したがって高金利の時は、金利を生む金融商品と金利を生まない金との間にギャップが生まれ、金は買われにくくなりますが、利上げがないとなると話は変わってきます。
仮に年内の利上げは無いものだとすれば、ファンダメンタルズ的には今後も金価格上昇の後押し材料となりそうです。
チャートは、7月14日安値を起点とした上昇継続中です。1週間の動きを示す110時間移動平均線が上昇トレンドの下支えとなっているようにもみえます。
このまま4500円の大台を目指すのでしょうか。

 
 

米ドル円は上げ下げの分岐点、日経225は横ばいレンジ、東京金は上昇トレンド。そんな感じでしょうか。

 

今月もあと3日。ラスト良い締めくくりになりますように。

Good Luck!

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

 

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