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コラム

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FOMCと金融政策決定会合

2022年09月22日

皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。

今月マーケットが最も注目していたビックイベントFOMCが終了しました。
発表されたアメリカの政策金利は前回よりも0.75%ポイント高い3.00-3.25%でした。

今回決定した0.75%ポイントの利上げは、市場予想どおりの結果だったため、大きなサプライズにはなりませんでしたが、米国株式市場の反応は、3指数とも下落して取引を終えています。やはり、利上げは株式市場にとってマイナス要因となってしまっているようです。
債券はどうなっているでしょうか。

次のグラフは米国10年債利回りと政策金利を比較したものです。

米国10年債利回りと政策金利

前回(7月)開催されたFOMCの直後、10年債利回りと政策金利のギャップは僅か0.106%ポイントまで狭まり、両者が逆転する可能性もありましたが、8月末におこなわれたジャクソンホール会議以降は、債券利回りが上昇する展開になりました。債券市場では利上げが容認されていることが数字としてあらわれています。まだまだ利上げが継続しそうな雰囲気です。

年内のFOMC開催は、11月と12月の2回を残すだけですが次はどうなるのでしょうね。ドットチャートを見ると、11月に0.75%ポイントの利上げ、12月に0.5%ポイントの利上げが実施される可能性が高そうですが、仮にそうなったとすれば、年末の政策金利は、4.25-4.50%になってしまいます。

本日、日本の金融政策決定会合が終了しましたが、現状の金融政策を維持することが決定されました。

日米における政策金利のギャップは広まる一方です。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。


参考文献:
日本銀行

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